main-index.jpg

塗料の使用方法


塗料にはさまざまな種類がありますが、多くは油性塗料と水性塗料とに分かれます。使い方に関して大きく異なる点はありませんが、使用方法をわかりやすく解説したいと思います。



1、下地調整

ここは塗装をする際一番肝心なところで仕上がりはここが一番鍵を握っているといっても過言ではありません。

塗装面のゴミやほこりをふき取り、旧塗膜や凹凸はサンドペーパーでよく落としなめらかにしましょう。



2、養生(マスキング)

塗装をする際どんなに気をつけていても塗料は飛び散ります。そこでガムテープやビニールなどを用いて飛散防止の処置を行います。またキレイな線を出す際もマスキングテープ(紙テープ)などの粘着力の少ないもので塗装面以外が汚れないようにして塗装し剥がすという技もあります。


3、下塗り

下塗りを行い下地を強化させ上塗り塗料の吸い込み防止・密着性の向上・色ムラ防止のためにしっかりと行う必要があります。



4、攪拌(かくはん

攪拌とは簡単にいうと塗料を混ぜることを言います。上塗り塗料の成分は主に顔料・樹脂・添加物などで時間が経つと缶の中で分離してしまいます。そのまま使おうとすれば上澄みの成分だけになってしまったりして塗料としての効果を持ちません。なのでしっかりと混ぜるためにマゼラーを使用したり、缶を振ったりということをして混ぜ合わせて塗料は使用しましょう。



5、上塗り(仕上げ塗り)

上塗りをを行う際に気をつけなければならないことは、天候などの気象状況です。雨が降られれば水性塗料であれば流されてしまいますし、油性塗料は雨のあたったところは水をはじきクレーターのように痕が残ってしまいます。また湿度が高すぎると塗料がは揮発が遅くなり色ムラの原因になったりとさまざまなことが起こり得るので気象状況には十分注意が必要です。



6、洗浄(後始末)

使い終わった刷毛などはしっかりと洗浄しましょう。水性なら水で、油性なら洗浄シンナーで色が出なくなるまで洗いましょう。そのままにすると塗料は固まるようにできているのでおのずと刷毛などはガチガチに固まります。すぐに使用するのであれば塗料につけておいてもいいと思います。


塗料の保存方法


塗料は一度開けたら使い切ってしまうのが一番良いです。しかし余ってしまうことも多々あります。そんな時はしっかりとした保存方法で次回使えるようにしましょう。



1、準備


まず使い終わった塗料の蓋が閉められるものであれば縁をふき取り水や空気が入らないようにしっかりとしめましょう。

この時に隙間があると水をかぶった際中に水が浸入し使えなくなりますし、空気が入れば塗料は固まってしまいます。

もし蓋ができないものであればビニールなど空気を通さないもので塗料に落し蓋をし缶上部をビニールなどで密閉させましょうただしこちらは一時的な処置なので長期保存には向きません。


2、保存場所と環境


直射日光のあたる場所や、高温になる場所、湿度の高い場所、火気のある場所、凍結する恐れのある場所、などは保存場所として適切ではないので避けましょう。




千葉県の外壁塗装・屋根塗装はお任せください。

ページトップへ